僕はちんこの種族なので俗に言うガールズトークを聴くとなると盗み聴きするしかなくなるのです。僕が混ざった地点でヘドロ風味のトークになってしまう。そこでドドールでカフェモカのLを注文してフェイクの小説を広げて盗み聞きするのですが、どうにも面白い話を聴けない。だれだれがなになにで〜〜みたいな会話ばかり。だれだれが知人、友人であれば話が面白くなるのでしょうが、僕にとってたかしは顔も知らない存在。どうしようもないです。

今日ドトールで上記のような陰険な趣味活動に勤しんでいたら「友達とセックス出来るか」と言うそこそこ興味のある議題で討論していた女性が一組。

「えー、絶対出来るよ」

「出来ない。キスまで」

親が聞いたら泣き叫ぶなとそんな感じで進んでいたのです。話がより深く実際だれだれに抱かれたとそんな話になったときにさすがに周りの目が気になったのか、僕の方をちらちら見て「帰れ」オーラ、一人でドトールに来るな、このくそ根暗野郎オーラを出されたのですが、そこは僕も今晩抱いてやるオーラを出してオーラとオーラのぶつかり合いになり、半径200mに渡って都市が壊滅した。結果、女性がそそくさと退席していきましたが、今はどうして友達になるルートを選ばなかったのかと後悔の念にかられるのです。